もう他人ごとではない。空き家への意識をもった生活も重要

山口市内にて「シニア生活の整理」を考えるセミナーで講座をしてまいりました

第一回目は、安心できる暮らしを手に入れよう というテーマのもと

シニア世代の安心できるモノの見直しを山口市の整理収納マイスタイル代表:矢吹講師

空き家の家財整理と家族の課題を私、湯上がお伝えをしてまいりました。

 

山口市県の空き家率は全国平均よりも高く、問題を抱えた住宅はたくさんあるはずです

街中でも危険空き家の放置、不明空き家、空き家の可能性がある住宅が想定できます。

住宅街の入り組んだ狭い道路に大きく垂れ下がった木の枝や道路に傾いたブロック塀・・。

様々な状況が目に飛び込んできます。

古いからこうなったので、放っておきます・・ではないのです。

これが周辺に及ぼす影響は大きなことになり、行政指導となります。

 

「わが家は空き家ではないし今は何の問題もない、ただモノが多いんです」

という声がどこへ行っても多いですね。

決して遠い先ではありません。少し先の将来を想像してほしいのです。

子どもたちが帰ってくる、または相続をするので安心・・・ですか?

自分の代に自分の想いで購入した土地や家は、自分の意思を明確にしておいてほしいですね。

子どもたちも相続しない・したくないかもしれません。

でも状況により相続、売却の可能性もあるかもしれません。

もしかすると、いつどんな病になり、判断ができなくなるかもしれません。

相続も含め、時間と費用がかかります。

家財を整理しようものなら、その多さに子供たちにはわからないモノだらけです。

 

よく

「何も要らんから捨てて」と子供さんにおっしゃる方がいますが、
これが実は一番無責任です

空き家の整理は、懐かしさだけではありません。

親のわからない物に向かって、

何を基準に選択整理をするのかすらわかりません。

せめて話せる時に、大事なモノや思い入れなどを日常の会話にのせて

コミュニケーションを取っておくことをして頂きたいですね。

 

いつかかも、

いつか子供がみてくれる、

帰ってくる

継いでくれる、

はあくまでも、想像の世界です。

 

普段から、少し先の将来を見据えて

近い今後に来る「空き家時代」を人ごとを捉えなで

日々を大事に過ごしていただきたいですね。